トロトロ坂と筏師の道を歩こう。

トロトロ坂という変わったネーミングの古道が紀州にひっそりと残っているらしい。

見事な石畳が残るトロトロ坂は、御浜町尾呂志から片川を通り、紀宝町の桐原に出て、新宮へと向かう生活道路のようだ。巡礼者や筏師など多くの人が通った道であったが、明治時代に県道となったこの道も、近くに車道が出来てからは通る人がほとんどいなくなり、忘れられた古道となっていったみたいだ。

忘れられたトロトロ坂の石畳、迷いそうな集落跡をテクテク歩いていく。猪垣を見て、筏師が休んだという桜茶屋跡を通過して桃太郎岩に到着。ナベラの天然滑り台・マユミノの景観を横目にユルユルと下ってきました。

トロトロ坂と筏師の道、苔むした石畳が残る歴史の奥深さを感じる古道でした。

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